転職エージェントは使うべき?やめとけの理由とメリット・デメリットを元人事が解説

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転職エージェントは使うべき?やめとけの理由とメリット・デメリットを元人事が解説

転職エージェントに登録しようか迷っている。ネットでは「やめとけ」という声もあり、しつこく連絡されたり、合わない求人を押し付けられたりしないか不安になる。

僕は中途採用に5年半携わった元人事責任者で、転職エージェントから候補者を紹介される側にいました。

この記事では、採用側から見たメリット・デメリットと、「やめとけ」と言われる理由を解説します。紹介料で不利になるのかという本音と、損しない使い方も書いています。

結論、転職エージェントは使うべきです。ただし、担当者で選んでください。採用側にいた僕は、エージェント経由の応募者を「一定の基準を通った人」として見ていました。直接応募の書類には、エージェント経由ほど選考の手間をかけていなかったくらいです。「やめとけ」と言われる原因の多くは、担当者の当たり外れです。

結論|転職エージェントは使うべき。ただし担当者で選ぶ

転職エージェントは、企業から求人を預かり、合う人を紹介するサービスです。採用が決まると企業が紹介料を払うので、求職者は無料で使えます。

採用側にいた僕から見ても、エージェント経由の応募は有利です。書類選考の段階から、一定の基準を通った人として見てもらえるからです。ただし、担当者によって当たり外れが大きく、合わない担当者に当たると「やめとけ」と言いたくなる経験をします。

転職エージェントが合う人直接応募の方がいい人
初めて転職する人行きたい会社が、自社のサイトだけで募集している人
働きながら転職活動する人応募したい求人が、どのエージェントにもない人
書類や面接に不安がある人ー

仕組みをもう少し知りたい人は、転職エージェントとはで解説しています。

転職エージェントを使うメリット3つ

採用側は、エージェント経由の応募者を「一定の基準を通った人」として見ています。企業が求める条件に合わない人は、紹介の前に外れているからです。そのため選考の手間が省け、応募者の質も一定以上になります。

求職者にとってのメリットは、次の3つです。

求人票に書けない、企業の本音を聞ける

担当者は、企業の人事や現場の責任者と直接話しています。どんな人を採りたいのか、前任者はなぜ辞めたのか、といった求人票に書けない話を聞けます。

応募する前に企業の本音を知り、入社後のずれを減らせるのが、一番の利点です。

書類が整い、書類選考を通りやすくなる

書類選考では、内容に具体感がない書類を見送っていました。担当者に添削してもらえば、何をしてきたかが伝わる書類に近づきます。

書類の書き方に自信がない人ほど、エージェントを使う価値があります。担当者が企業に送る推薦文を、僕は重視していませんでした。その時間があれば、書類そのものを読んでいました。担当者には、推薦文より書類の添削を頼んでください。推薦文を重視しなかった理由は、転職エージェントの推薦文は読まれる?にまとめています。自分で直す時は、自己PRの書き方も参考にしてください。

面接の日程と、年収などの条件交渉を任せられる

面接の日程調整や、年収・入社日の交渉を代わりにしてもらえます。働きながら転職活動をする人には、この手間が省けるだけでも大きいです。

デメリットと「やめとけ」と言われる理由

「やめとけ」と言われる理由は、ほとんどが次の4つです。どれも、仕組みを知っていれば避けられます。

担当者の当たり外れが大きい

採用側から見ても、担当者はピンキリでした。良い担当者は、こちらの要望をしっかり理解していました。悪い担当者は、合わない人を何度も送ってきました。今の担当者がハズレかどうかは、担当者がハズレか見分ける3つの質問で確かめられます。

求職者から見ても同じです。悪い担当者に当たると、希望と違う求人ばかり紹介されます。連絡がしつこい時も同じです。連絡の手段と時間帯を最初の面談で伝え、それでも変わらなければ担当者を変えてもらってください。担当者は変えられるので、合わないと思ったら早めに変更を頼んでください。担当者に腹が立った時の対処は、転職エージェントがむかつく時の対処法にまとめています。

決めることを急かされやすい

転職エージェントは、採用が決まって初めて企業から紹介料を受け取ります。そのため、早く決めてほしいと考える担当者もいます。

急かされても、自分で決めた期限より早く決める必要はありません。迷っている時は、そのまま担当者に伝えてください。ただし、企業の回答期限は確かめ、足りなければ延長を相談してください。

紹介できる求人が少ないと、相手にされにくい

エージェントは、企業から預かった求人の中から紹介します。経歴に合う求人が少ないと、紹介が来なかったり、面談を断られたりします。

これは、あなたの価値が低いという意味ではありません。そのエージェントに合う求人がないだけなので、別のエージェントで探せば大丈夫です。

紹介料のせいで不利になる?採用側の本音

企業が紹介料を払う分、直接応募の方が有利なのか。正直に言うと、まったく同じ条件の2人なら、僕は直接応募の人を取ります。紹介料がかからないことは、上の人に推す理由になるからです。

ただ、紹介料は決め手にはなりません。決め手は経歴と面接の中身で、紹介料の差が効くのは、そこでまったく並んだ時だけです。紹介料を気にしてエージェントを避ける必要はありません。

直接応募の方がいいのは2つの場面だけ

直接応募が有利になる場面はあります。ただし、その差は大きくありません。

直接応募だからといって、書類を丁寧に見てもらえるわけではありません。

直接応募を選ぶのは、次のような時です。

  • 行きたい会社が決まっていて、その会社が自社のサイトだけで募集している
  • 応募したい求人が、どのエージェントにもない

それ以外は、エージェントを使ってください。

損しない使い方|2〜3社に登録して、担当者で選ぶ

転職エージェントは、2〜3社に登録して、担当者で選ぶのが一番損をしない使い方です。担当者の当たり外れを、数で減らせるからです。

複数のエージェントに登録していても、採用側として困ったことは特にありませんでした。同じ求人に別々のエージェントから応募しないことだけ、気をつけてください。

担当者を見極めるポイントは、あなたの要望を理解しているかどうかです。面談で希望を伝えた後に、紹介される求人が希望に沿っているかで判断できます。見極め方は、次の記事にまとめました。

のぼる
のぼる

良い担当者は、こちらの要望をしっかり理解してくれます。合わなければ変えて大丈夫です。

20代で、どの2〜3社にするか自分で決めきれない人は、転職エージェントナビを使ってください。あなたに合う転職エージェントの担当者を、無料で紹介してくれるサービスです。中身は転職エージェントナビはどんな人におすすめかで解説しています。

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まとめ|使うなら2〜3社。担当者で選ぶ

転職エージェントは使うべきです。採用側から見ても、エージェント経由の応募者は一定以上の質がそろっていて、有利でした。

  • 企業の本音を聞け、書類が整い、日程と条件の交渉を任せられる
  • 「やめとけ」の原因の多くは担当者。合わなければ変えてもらう
  • 紹介料で不利になることは、ほぼない
  • 2〜3社に登録して、要望を理解してくれる担当者を選ぶ

まずは2〜3社に登録して、最初の面談で担当者を比べてください。どこにするかは、転職エージェントの選び方で決められます。20代の人は、転職エージェントナビで担当者を紹介してもらうところから始めると迷いません。幅広い求人から探したい人は、1社目をリクルートエージェントにすると比べやすくなります。