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転職エージェントの担当者から、電話が何度も来る。希望と違う求人ばかり送られ、断ると「今が決め時です」と急かされる。正直、むかつく。
その不満は、あなたのわがままではありません。転職エージェントの仕組みと、担当者の当たり外れから来ています。
僕は元人事責任者として、転職エージェントから候補者を紹介される側にいました。採用側から見ても、担当者の質はピンキリでした。
この記事では、むかつく場面ごとの理由と、担当者にそのまま送れる伝え方の例文、担当者の変え方を紹介します。
結論、我慢せず、まず希望と連絡の仕方を伝え、それでもだめなら担当者を変えてください。担当者を変えても、別のエージェントに乗り換えても、選考で不利になることはありません。
結論|伝える→変える→乗り換えるの順で動く
むかついた時の動き方は、3段階です。
- 希望と連絡の仕方を、担当者に伝え直す
- 変わらなければ、担当者を変えてもらう
- それでも合わなければ、別のエージェントに乗り換える
いきなり登録を消す必要はありません。担当者が変われば、同じエージェントでも対応が大きく変わります。採用側にいた僕も、エージェントは会社名より担当者で見極めていました。

我慢して使い続けるより、担当者を変える方が、ずっと早く進みます。
むかつく場面と、そうなる理由
むかつく場面には、それぞれ理由があります。理由が分かると、何を伝えればいいかが見えてきます。
| むかつく場面 | 理由 → まずやること |
|---|---|
| 電話やメールがしつこい | 担当が多く、返事の早い人を優先したい → 連絡の手段と時間帯を伝える |
| 希望と違う求人ばかり来る | 預かっている求人からしか紹介できない → 条件を分けて伝え直す |
| 応募や内定の承諾を急かされる | 採用が決まると紹介料が入る → 返事の期限を確かめる |
| 上から目線で説教される | 担当者の質の差で、伝えても変わりにくい → すぐ担当者を変えてもらう |
| 連絡が来ない、放置される | 紹介できる求人が少ない → 別のエージェントにも登録する |
転職エージェントは、採用が決まった時に企業から紹介料を受け取ります。僕がいた会社では、採用した人の年収の約30%を払っていました。年収400万円の人なら、約120万円です。だから、早く決めてほしいと考える担当者もいます。お金の流れは、転職エージェントとは?仕組みと無料の理由で図にしています。
対処法|伝える、だめなら担当者を変える
連絡の手段と時間帯を伝える
電話がしつこい時は、連絡の仕方を自分から決めて伝えます。
伝え方の例
「仕事中は電話に出られないので、連絡はメールでお願いします。電話は平日の19時以降なら出られます。」
連絡の仕方は、自分から伝えないと担当者には分かりません。言わないままだと、担当者は電話が迷惑だと気づけません。
希望を言い直し、合わない求人は理由を添えて断る
合わない求人が続く時は、希望を「譲れない条件」と「妥協できる条件」に分けて伝え直します。
合わない求人を断る時は、理由を一言添えてください。「通勤が1時間を超えるので見送ります」のように理由があると、次に紹介される求人の精度が上がります。
伝え直す文の例
「譲れない条件は、年収400万円以上と、通勤1時間以内です。業界と職種は、相談に乗っていただけるとうれしいです。」
採用側にいた時も、合わない人を何度も送ってくる担当者がいました。理由を添えて断っても同じような求人が続くなら、担当者を変える時です。
急かされたら、自分で決めた期限を伝える
「今が決め時です」と急かされても、その場で決める必要はありません。内定の返事の期限は、担当者ではなく企業が決めています。「企業が決めた返事の期限はいつですか」と担当者に聞き、その日までに決めれば十分です。応募を急かされた時は、「◯日までに返事をします」と自分で期限を伝えてください。
それでも変わらなければ、担当者を変えてもらう
伝えても変わらない時は、担当者の変更を頼みます。担当者に直接言いにくければ、エージェントの問い合わせ窓口やメールで頼めます。
担当者の変更を頼む文の例
「いつもありがとうございます。希望する求人の方向性について、別の方の意見も聞いてみたいと考えています。担当の方を変えていただくことはできますか。」
角を立てたくない時は、「別の視点も聞きたい」という理由で十分です。
担当者を変えても、乗り換えても不利にならない
担当者を変えたら、企業に悪く伝わるのではないか。そう心配する人は多いですが、大丈夫です。
求職者が担当者を変えたり、別のエージェントに乗り換えたりしても、採用側にはそれが分かりませんし、不利にもなりません。採用側にいた時、複数のエージェントに登録している応募者で困ったことはありませんでした。採用側にいた僕が言うので、安心してください。別のエージェントに乗り換える時は、応募済みの企業を新しい担当者に伝え、同じ企業に重複して応募しないようにしてください。
ただし、注意点が1つあります。担当者の返事が遅くても、選考中の企業に直接連絡するのは避けてください。採用側から見ると、基本はビジネスマナーに疑問符がつきます。担当者に不満があっても、選考中の連絡はエージェントを通すのが安全です。
合わなければ、別のエージェントに乗り換える
担当者を変えても合わない時は、別のエージェントも使ってみてください。2〜3社に登録しておけば、担当者を比べられます。
採用側から見ても、良い担当者は、企業の組織のことまで詳しく聞いてきました。求職者にも同じように詳しく聞いてくる担当者を選んでください。当たりの担当者かどうかは、面談で聞く3つの質問で見分けられます。エージェントの選び方は、次の記事にまとめています。
20代で、次こそ合う担当者に当たりたい人は、転職エージェントナビを使ってください。自分に合う転職エージェントの担当者を、無料で紹介してくれるサービスです。中身は転職エージェントナビはどんな人におすすめかで解説しています。
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まとめ|我慢しなくていい。担当者は変えられる
転職エージェントにむかつくのは、仕組みと担当者の当たり外れが原因です。
- 連絡の手段と時間帯、希望の条件を、自分から伝え直す
- 急かされたら、自分で決めた期限を伝える
- 変わらなければ、担当者を変えてもらう。不利にはならない
- 選考中の企業へ直接連絡するのは避ける
エージェントを使うかどうかから考え直したい人は、転職エージェントは使うべき?で、採用側から見たメリットとデメリットを確かめてください。